所作は遺伝する

茶道の講師を始めて1年半。
もちろんその前から茶道はしておりましたが、プロとアマとの心構えの違いは顕著なようです。家庭での所作もアマチュア時代のそれとは全く異なるようです。

それを教えてくれたのは高2の息子でした。

『あのさぁ、最近クラスメイトに褒められるんだよね。所作が美しいって。』
『えー!例えば?』
『俺のロッカーが下の段なのよ。普通は手を伸ばすんだろうけど、(俺は)気がつくと垂直に腰を下ろして、また垂直に立ち上がってんのよ。茶道の亭主みたいにさ。』
『不思議ねぇ。教えてないのにねぇ。』
『ペンを持つ時もさ、気がつくと右手で上から持って左手で下から支えて、右手で上から下へ滑らせてから握ってんのよ。』
『ああ、お箸を持つ時みたいにね。』
『水筒のお茶を飲む時も、つい左手の平で支えちゃうんだよ。抹茶を飲む時みたいに。』

これには驚きました。
私は息子の所作には全く口を出していなかったからです。中学生時代に出し掛けたことがありましたが、激しく反抗されて断念。
『男だし、まぁいいか…』
と思っていたのに、いつの間にか真似するとも無く身についていたようです。
誰よりも本人が一番驚いていました。

これを宗嘉先生にお話しすると
『良い教育したね。息子さんは、将来女性選びに成功するよ。』
『どういうことですか?』
『自分自身の所作が美しいから、相手の女性にもそれを求める。所作が美しい女性は波動もI.Q.も高いよ。』

なるほど…

しかし母親というものは…
思っていた以上に責任重大なのですね。
こんなにも影響を与えてしまうとは。
今回は良い方向に持っていけましたが、もしも言動が粗ければ息子も粗くなっていた訳です。
子供は親の鏡と言われる所以です。

女の子は母親そっくりの女性に成長する。
男の子は母親そっくりの女性を選ぶ。

母親が子供の幸せの鍵🔑を握っているんですね。

 

by 工藤

2018年12月10日