着付け割り稽古の詳細 ①着物…腰紐まで

《着付け 割り稽古》
①着物…腰紐まで
②着物…コーリンベルト&伊達締めまで
③帯…仮紐まで
④帯…完結パート

前回のブログで、着付けのお稽古も分割して行えば覚えやすい旨をご紹介いたしました。

そこで今回から4回に渡り、その着付け割り稽古の詳細を文章でご説明いたします。

《①着物…腰紐まで》
(1)ご自分の前に腰紐とピンチを用意しておく。腰紐は、すぐに真ん中が取れるようにしておく。
着物を広げ、襟を内側に二つ折りする。
右手は右袖の上、左手は左袖の上を持つ。
持ち方は、親指が手前、人差し指が外側。
(2)左手に持っている左身頃を右手に預ける。右手は人差し指を真ん中にし、中指一本で左身頃を持つ。
(3)右手に持っている着物を背中に回して、左身頃は左手で受け取る。その後、両手でズリズリと肩幅以上に広げていき、共襟を過ぎたところでストップ。
(4)右袖を浅めに肩に掛ける。
(正確には右肘と右肩の間。)
(5)今度は左袖を肩に浅めに掛ける。
(正確には左肘と左肩の間。)
(6)左袖が肩に掛かったところで、右手で左身頃も持つ。
(7)左手が空く。その左手、長襦袢の袖を持って
着物の袖から出る。
(8)外に出た左手で、両身頃の襟を持つ。
今度は右手が空く。その右手、長襦袢の袖を持ち、着物の袖から出る。
(9)外に出た両手で、共襟を持ち、鼻の前で合わせる。
(10)右手で共襟、左手は背中心を持つ。
左手、少し背中心を真下に引く。すぐに手を離し、右手の共襟を真下に引く。この一手で着物の襟が長襦袢の襟にきれいに沿う。
(11)右手はそのまま共襟を持っている。左手は着物の襟が長襦袢の襟よりも5mm〜10cmくらい上になるように調整する。
(12)今度は左手が共襟。右手が着物の襟を調整。長襦袢の襟よりも5mm〜10cmくらい上になるように。
(13)左手はそのまま共襟。右手でピンチを持ち、着物の襟と長襦袢の襟を固定する。
(14)その右手、今度は襟先へ。襟先から一手幅(手をいっぱいに広げた幅)の辺りを持つ。右身頃は親指と人差し指。
(15)左身頃は、人差し指と中指で持つ。
(16)右手はそのまま両襟を持ち、左手は背中に回って右手と同じ高さの背中心を持つ。
(17)ここで右膝立てて、立ち上がる。
(18)両手を垂直に持ち上げ、裾の高さを決める。
なるべく鏡は見ずに、襟の間の光の差し込み具合で決める。(薄っすらと光が下から差し込むくらい)
(19)裾が決まったら、左手を背中心から離すのと同時に、右手を斜め上に持ち上げる。こうすることで、お尻のシワが寄るのを防ぐ。
(20)その左手、右手から左身頃を受け取る。左身頃を人差し指と中指の間で持つ。
(21)右手も、人差し指と中指で持ち直す。
(22)両手、手の平を上に向けてお皿のようにしたら、身頃を大きく開く。
(23)自分の体が着物の真ん中にいるか、裾線がちょうど良いかを確認。
(24)上前(左身頃)から合わせる。上前の衽線が、右足の親指と人差し指の間に来たら、一度開いて元の位置。
(25)下前(右身頃)を入れる。裾線が上がらないように気を付けて、左側の脇縫とぴったり合わせて、自分の体に蓋をするように決めたら、褄先を床から15cm上げる。
(26)ここで上前も合わせる。上前がおへそよりも右側に行ったところで右手を離し、上前の脇を持って脇縫いに合わせる。
(27)右手で右側の腰をホールドする。
(28)左手で腰紐を持つ。腰紐の真ん中を持ち上げたら、どちらかを20cmほど短くする。その短い方を右手に渡す。
(29)右手、紐ごと腰をホールド。
(30)左手、紐を受け取ったら、お腹の前を通って左脇腹へ。その左脇腹で、余った生地をつまんで後ろに寝かせ、その上から腰紐を渡して背中に回す。
(31)背中で右手と左手を交差させる。
(32)交差したところに、両手の親指を腰紐の下から入れる。
(33)その親指でシワをしごくようして脇腹まで腰紐を持ってくる。
(34)両手の向きを変える。小指を下に向けて両脇腹で腰紐を左右にジワ〜ッと引っ張る。
(35)その両手、お腹の前に持ってくる。左手が上。右手が下。左手の紐を上から下に絡ませて、ジワ〜ッ。もう一度絡ませてジワ〜ッ。
(36)紐を上下にしたら、上の方をV字にし、その間から右手の親指、人差し指、中指を出して、下の紐を途中まで引っ張り、片蝶結びを作る。
(37)両手を背中に回し、腰紐の下から背中心に両人差し指を入れる。その人差し指を両方の脇腹まで移動。この動作で背中のシワを伸ばす。
(38)両手、お腹の方に戻る。おへその辺りで腰紐の下から手の甲を入れて脇腹まで移動。この動作でお腹のシワを伸ばす。

はい、お疲れ様でした🤗
腰紐までの着付け割り稽古は、ここまでです。

文章にすると中々のボリュームですね💦
着物が敬遠されるのも理解できます😓
残念だけど😢
でもでも、やっぱり着物はステキです✨

こちらのブログでは、文章のみのご紹介ですが、【宗嘉の会 会員のページ】にご入会くださいますと、写真付きの詳しいテキストをご覧いただけます。
よろしければご入会ください。

一人でも多くの女性が着物を楽しんでくださいますように…

さてさて…
本日の着物は、濃紺の紋紗に薄紫の紗献上です👘

 

 

By 工藤さやこ

2019年10月22日