今日は趣味の話ー古典文学ー古今和歌集📚

着物は大好きなんですが、ず〜っと着物のことばっかり考えていたら、少し煮詰まってしまいました。

ということで、今日は趣味の話を…😙

一年ほど前から、日本の古典にハマっています。
こんなことを書くと、ものすごい勉強家みたいですが、そうではありません。

ハマるきっかけは、古典の中に人の悪口を見つけたからです。こともあろうか、国宝である古今和歌集の序文に😳

堂々と人の悪口を書き連ねている‼️
書いたのは紀貫之。
天皇の命令を受けてまとめられた我が国最初の勅撰和歌集です。
中国からわざわざ取り寄せた、最高級の唐紙に!
色とりどりに染め分けた、美しい美しい唐紙に!

『まったくあいつは、なってねーな!』と言わんばかりの悪口を書き連ねている。
『あいつも、あいつも…』と悪口は止まるところを知らず、四人の男をぶった斬り🗡
そして、一人の女をベタ褒め💕
『おぬし、さては惚れてたな?😏』と突っ込みたくなりました。

最初は目を疑い、次にプッと吹き出し😚、最後
に『なぁ〜んだ‼️』と全身の力が抜けました。

歴史に名を残す、賢者を仰がれる人物でさえ、人の悪口を言う。凡人の自分と寸分違わずに。

1000年前の賢者が国宝に悪口を残すんだから、
私がこの程度でも、まぁ良いよね〜❣️
と、ものすごく気が楽になったのです。

そう思ったら、色々読みたくなったのでした。
その後に読んだのが、清少納言の枕草子。
そして今読んでいるのが吉田兼好の徒然草。
その話はまた後日に…。

さて、気になる紀貫之の悪口はこちら👇
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
在原業平は、その心あまりて言葉足らず。
しぼめる花の、色なくてにほひ残れるがごとし。

文屋康秀は、言葉たくみにて、そのさま身におはず。いはば、商人のよき衣きたらんがごとし。

宇治山の僧喜撰は、言葉かすかにして、初め終わりたしかならず。いはば、秋の月を見るに暁の雲にあへるがごとし。

小野小町は、いにしへの衣通姫の流なり。
あはれなるやうにて強からず。
言はば、よき女の悩めるところに似たり。

大伴黒主は、そのさまいやし。いはば、薪負える山人の、花のかげに休めるがごとし。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ね?辛口ですよねー!
現代のお笑い芸人と変わりませんよ。

いやはや、面白いもんです。
これが人間の本質ですね。
古今和歌集の本編よりも、序文の方がはるかに面白くて、私は結局、あまり本編は読んでおりません。
それもどうかと思うけど…😅

さてさて、今日の着物👘は 濃紺の紋紗に、独鈷柄の紗献上です。

 

 

By 工藤さやこ

2019年10月22日