着物では体型を強調させません。『ではどこで女性らしさをアピールするの?』Part1

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●着物の時は、カップ付きのインナーは付けません
《理由》
①着物にシワが寄るから
②胸が揺れて着崩れの原因になるから
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お年頃の独身女性に着付けのお稽古をしていた時のこと。
その生徒さんがカップ付きのインナーをお召しになっていたので、
『お着物の時はカップが無い方が良いですよ』
と申し上げたら、意外そうな顔をなさいました。

理由は上に書いたように、シワや着崩れの原因になるからです。
こう説明した時に、40代や50代の生徒さんは、
『あー、そうですか😃』
と納得されます。

しかし20代、30代前半の生徒さんは、
『え、そうなんですか…😗』
と微妙な反応。
もっと女性らしさを強調したいようです。

ああ、そうか…
年齢を重ねると、肌や体型を見せたいとは思わなくなりましたが、独身時代は違ったかもしれないなぁ………。
…と、遠〜い昔の記憶を辿ろうとしたのですが、思い出せず😧。
そもそも、見せるほどのものは持っていなかったのでした。

《美しさの概念は年齢ごとに変わる》
20代、30代の女性は、肌も体型も美しい。
すると、その美しさをアピールしたいという気持ちが出るようです。
せっかく持っているのだから『見せたい』のでしょう。

しかし、この『見せたい』という気持ち。
少し幼いような気がしませんか?

周りの人は、『見たい』でしょうか?
そのような幼い欲求を持った男性を引き寄せて、幸せになれるでしょうか?

《着物……隠すことによって女性の本質的な美しさを引き出す》
着物は、肌のほとんどを隠します。
出るのは、首と手と足。
そして、着物はみんな同じデザイン。
季節が変わっても、形は一年中、同じ。
それでも、どうでしょう?
同じ形だからこそ、制約があるからこそ、個性が引き立つように思います。

《どこで女性らしさをアピールするの?》
●ムダ毛処理
露出が少ないからこそ、身体のお手入れは入念にしましょう。
例えば、腕のムダ毛。
着物の袖で、ほとんど腕は出ません。
出ませんが、何かの折に露出した時に目立ちます。
隠れているからこそ、非常に目立ちます。
同性から見ても、ぼうぼうだと『うわ〜💦』と引いてしまうので、異性から見たら一発でアウトでしょう。
ひざ下のムダ毛も。
ほとんど見えないけど、見えないからこそ大事。
見えないところほど入念にしておくと好印象です。

●爪のお手入れ
爪は派手になりすぎないように美しく💅
お着物と色を合わせると綺麗ですね。
爪はあんまり長くない方が良いように思います。
長過ぎると着物や帯を傷つける可能性がありますし、細かやかな配慮に欠けると思われます。

⚫︎うなじのムダ毛
うなじのムダ毛処理も忘れずに。
美しい首元は、同性からも支持されることでしょう。

あとは…
地味なようですが、生活を整えることでしょうか。
生活が整うと、肌が綺麗になります。
野菜を多く摂りましょう。

こういった基本的なことを気をつけるようになるのも、着物の良いところです。

本当に力のある人ほど、実は地味です。
一発逆転を目指すのではなく、コツコツ地道に…。
その心構えが美しさとなって表に現れてきます。

Part1はここまで。
Part2では、立ち方、歩き方などの所作をレクチャーします。

この日は、アイボリーの夏大島に、独鈷柄の紗献上👇


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By 工藤さやこ

2019年10月22日